これは、マーケティングでは当たり前のターゲットと商品特長のことですが、いざ、自分で商品開発をしていると、消費者の視点からズレていることに気付かずにいることがあります。例えば、「メイクが落とせる洗顔料」は、洗顔料か?メイク落としか?洗顔料と考えると、メイクまで落とせる高洗浄力の洗顔料になります。メイク落としと考えると、メイクを落とした後の洗顔が必要ないという簡単なメイク落としになります。どちらがが消費者にとって価値があるかは、ターゲットの生活習慣や価値感によって、変わってきます。商品開発担当者は、それを意識して、全体像を考えるといいと思います、最近は、特に、カテゴリー内の競争ではなく、カテゴリー間の戦いが増えてきていると思います。プラスαの機能を付けると、知らないうちに、カテゴリー間の戦いになっていることがありますので、気を付けてください。また、1つの商品が1つのターゲットとは限らないのです。商品の特徴を考えて、今開発してる商品はいくつのターゲットがあるのかを把握しておかないと、せっかく魅力的な特徴を持った商品でも、生活者の価値にならなくて、もったいないです。ここを、しっかり捉えておけば、1つの商品で、多くのターゲットを捕まえることが出来ます。消費者にその気付きを与えるためには、こんな時、こんな場面を訴求するといいと思います。
- わくわく商品開発研究所
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